こんにちは。
希望ヶ丘でフルート・ピッコロを教えている
麻生優希(あそうゆき)です(*^^*)
吹奏楽部でフルートを吹いているあなたへ、私がお伝えしたいことを書きました。
ご興味がある方は、もしよかったら読んでいただけるとうれしいです。
私がフルートを始めたのは、吹奏楽部に入ったことがきっかけです。
小学生の頃からリコーダーが大好きだった私は、「いつかフルートを吹いてみたいなぁ」という憧れを持っていました。
吹奏楽部に入りフルートを手にすると、それはもう楽しくて、どんどんのめり込んでいきました。
やっぱり何より感動したのは、一人で吹いている時より大勢で吹いたときの合奏の喜びでした。「なにこれ〜!楽しすぎる〜!」
けれど、経験を重ねていくと色々と見えてくるものもあります。
私が常に疑問に思っていたのが、
【吹奏楽の中でのフルートの役割とは何か?】
です。
なぜそのように思ったかと言うと、フルートは、大きな音を出すことが難しく、他の楽器にかき消されることが多かったからです。
もちろん高い音を吹けば目立ちます。それでも、全員が全力で吹いていると、自分の音がよく聞こえなくなるし、自分の存在がちっぽけに思えて仕方なかったのです。
大学時代は吹奏楽の授業もあり、私はた
くさんの演奏に参加しました。
その中で私なりに見えてきた吹奏楽でのフルートの役割とは大体4つ。
①速い指回しや、トリル(飾りのような吹き方)で華を添える
②落ち着いた場面で、しっとりとした雰囲気を醸し出す(低音が多い)
③柔らかな音色を足す
④完全にソロで聴衆を惹きつける
以上のようなものではないかなと思っています。
曲の中で、ここは自分の役割はこうなんだ、と自覚を持って吹くと
「私って、いる意味あるのかな…?」
といった思いはなくなるのではないでしょうか^_^
そして、他の楽器に負けないぞ!
と思い
必要以上にがんばって吹いたりすると、そもそもフルートの音色が壊れてしまいます。
なので、
がんばりすぎない。
大きく吹こうとせず、良い音で、良い音色で【添える】つもりで吹くと、余計な力が抜けてきます。
もし、音が荒れてきたかな?と思ったら、一人だけの空間で、音色をチェックすることもやってみると良いと思います(*^^*)
もがいていた過去の自分に、教えてあげたかったこと。
こんなふうに記事にすることで、何か少しでも皆さんのヒントになれば嬉しいです。
私のレッスンでは、今取り組んでいる吹奏楽の曲などで困っていることがあれば、一緒にみています。
どんな些細な事でもいいですよ。何か聞きたいことがあればお気軽にご連絡くださいね♪
麻生優希
この記事へのコメントはありません。